Deja vu〜Feeling for You〜 (3)

ジ・・・ジェイド、どうした?
スカーフェイスが聞くや否や、ジェイドの舌が、指先から腕を伝わって、上へ上へと這ってきた。
ジェイドの舌は、腕の付け根を過ぎ、さらに肩を通り、ついに熱っぽい首筋にまで到達した。
ジェイドは、スカーフェイスの指先がひんやりしていたにもかかわらず、首筋は妙に熱かったの
で、その首の上部で起こっていることを想像してしまった。
「スカー、本当に大丈夫か?か、顔、痛くないのか?」
だ、大丈夫だが、顔には触るなよ。
スカーフェイスはそういって、ジェイドの顔を、胸元に押し付けた。
スカーの厚い胸板。そして、そこに付いている二つの突起が、ピンと立っているのを、ジェイド
は感じた。

ジェイドは暫くその突起を愛撫していたが、だんだん下方に移動していった。
そして、脇腹に口づけするジェイドの指が、同時にスカーフェイスの内腿をまさぐる。
ジ・・・ジェイド、お前、何をする気だ?
ジェイドは答えない。

ジェイドの唇がスカーフェイスの下腹部に到達したとき、既にスカーフェイスのものは、十分す
ぎるほど切り立っていた。ジェイドはスカーフェイスの寝巻きをずらし、彼のものを直に口に含
んだ。一瞬だけそれを口から外すと、先ほどからずっと無口だったジェイドが一言発した。
「ス、スカー、好きだ!」

再び、ジェイドは黙ってスカーフェイスのものに愛撫を繰り返した。
スカーフェイスが自分の下腹部に目をやると、サラサラの金髪が上下にうごめいていた。
ば・・・馬鹿、放せ!い、いっちまうじゃねえか!
ジェイドは、それには何も答えずにさらに愛撫を繰り返す。
ジ・・・ジェイド・・・
スカーフェイスはジェイドの金髪を思わず両手で抱え、ほとんど声にならない声とともに果て
た。

・・・・・・・・・・

冷静になったスカーフェイスは、改めて、この少年の情熱に驚かされた。
優等生で、聖人君主のようで、でもちょっと足りないところのあるこの少年のどこに、こんな情
熱が潜んでいるのか・・・。大して経験のないはずのこの少年が、どうしてこんなにも大胆に振
舞ってしまったのか・・・。
そう思ってスカーフェイスは、自らの手をジェイドの下腹部に持っていった。
スカーフェイスが探ったジェイドのそこは、余りに興奮していた。
こ・・・このままでは、俺はジェイドにまた借りを作ってしまう・・・。

ジ・・・ジェイド、お、俺に、入れてみないか?
突然スカーフェイスが言った。
「スカー、何だって?」
ジェイドは少し驚いたようだが、スカーフェイスと異なって、まだ興奮の絶頂にあるこの少年は、
目の前の衝動に逆らうことが出来なかった。

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